2023年2月6日の午前8時20分ごろ、小田急多摩線栗平駅近くの路上で、通学中の男性高校生(16)が後頭部を何者かに刺されました。
防犯カメラの映像や目撃証言などから、被害にあった高校生の中学時代の同級生の少年(16)が逮捕されています。
ニュースの概要や少年法、事件現場やなぜ男子生徒を襲ったのか、世間の声も調査しました。
ニュースの概要
出典:https://news.yahoo.co.jp/
川崎市麻生区栗木の路上で、通学中の高校1年の男子生徒(16)が後頭部を刺された事件で、神奈川県警は元同級生の少年(16)について、殺人未遂容疑で逮捕状を請求した。
県警によると、少年は6日午前8時20分頃、小田急多摩線栗平駅近くの路上で、男子生徒を包丁のような刃物で後ろから刺し、けがを負わせた疑い。防犯カメラの映像や目撃証言などから、中学時代の同学年だった少年が浮上し、事情を聴いていた。
出典:https://news.yahoo.co.jp/
2023年2月6日の午前8時20分ごろ、小田急多摩線栗平駅近くの路上で、通学中の男性高校生(16)が後頭部を何者かに刺される事件が起きました。
刺した人物は黒色のダウンジャケットと、白色のパーカーを着ており、マスクを着けていたそうです。
防犯カメラの映像や目撃証言などから、被害にあった高校生の中学時代の同級生の少年(16)が逮捕されています。
被害にあった男子高校生に意識はあり、会話もできる状態で命に別状はありませんでした。
男子高校生は背後から襲われており、現場には包丁のような刃物が落ちていました。
なぜ後頭部を刺したのか?
逮捕された少年がなぜ男子生徒を襲ったのか、動機は明らかになっておりません。
殺意があったのかはわかりませんが、わざわざ包丁を準備していたことから突発的な犯行ではないことは分かります。
ネットニュースのコメント欄では、いじめが原因ではないか? と考える人が多くいらっしゃいました。
2人の間で中学時代に何かしらのトラブルがあったことは間違いなさそうです。
事件現場
事件が起きた現場は、小田急多摩線栗平駅から南西に約600メートルの閑静な住宅街です。
事件現場から300m先には桐光学園高等学校があり、この高校に通う生徒の通学路となっているということでした。
中学生時代の同級生ということですが、被害にあった男子高校生の通学路まで把握していたんですね。
少年は実名報道されない?
少年法(第61条)によって,少年のとき犯した罪については,少年の更生に資するため,氏名,年齢,職業,住居,容ぼうなどによって犯人が誰であるかが分かるような記事・写真等の報道(推知報道)が禁止されています。
出典:https://www.moj.go.jp/
今回の改正で,18歳以上の少年(特定少年)については,推知報道が一部解禁されることとなりました。詳しくはQ9をご覧ください。
少年法では、17歳以下の少年は更生のために氏名や年齢、職業や住所や写真などを報道することが禁止されています。
令和4年4月1日から、選挙権年齢や民法の成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
このことから少年法に改正があり、18歳以上の少年は一部解禁されるということになったようです。
世間の声
嫌ビックリだね(*^^*) 余程の恨みかな…イジメかな…なぜ親は分からなかったんだろうね。今の親子さんは子供を大事にしすぎてるからね️叱る人も居なければ、見て見ぬふりする大人が増えてる️ 子供を愛してるなら、叱ったり、するのも愛情だと思うけどね まだ若い子供がこんな事件を起こすなんて(´꒳`嫌な世の中だよ…
同じ高校の同級生であることは、まず判明したけど、ホントに怖い世の中だねえ。
命が無事で良かった そういえば、いじめが問題になると「虐められる方にも問題がある」とか宣う方々がいらっしゃいますが、今回も「刺される方にも問題がある」と言わないのかしらん?
殺人「未遂」に終わったのは被害者の運が良かっただけ。加害者は殺人罪適用でいいでしょ。
被疑者は少年とのことなので、いじめなど何かしらの接点もあると考えられる。ここ数年、最近、この手の事件が多い。いつ我が身になるかわからない。
.
「川崎市」と聞いて昔の南部のイメージで「また川崎で凶悪犯罪か…」的なコメントが散見されますが、このあたりは畑も多い長閑な住宅街だし、当該学校も今では進学校に入る部類の私学で、かなり驚きの事件です。 近隣住民への取材が既に始まってるようですが、当該学校のHPには生徒への取材は控えて欲しいと掲載されているところ、果たして遵守するマスコミがどれだけいるか…
被害者が高入生なら公立中学の同級生かもしれないし、内部生なら、加害者は何らかの理由で内部進学できなかったのかな。 何かあったとしても、まだまだ高1なんていくらでもやり直せるのに、どうして取り返しのつかない行動に出てしまったのか。犯罪はどんな理由があれ、犯したほうが悪くなる。 こういう行動に向かわないで済むよう、相談できる相手がいるかいないかって本当に大きい。模倣して同じような事件を起こさないよう、どうか踏みとどまってほしい。傷付けられる方も傷付ける方も不幸でしかないけど、傷付けた方の代償は計り知れないことを知るべき。命に別状がなかったのが不幸中の幸い。