たまごっち赤字は転売が原因!60億円の在庫処分でバンダイが大変なことに…

たまごっちといえばバンダイから発売されている国民的なおもちゃで、
小さい頃に遊んでいた人も多いのではないでしょうか。

そんなたまごっちですが、
実は大赤字で、60億円分の在庫処分を行なっていたことをご存知ですか?

なんとも転売ヤーが買い占めたことが原因だったとか。

そこで今回は、たまごっち転売による赤字
バンダイの在庫処分について詳しくまとめていきます!

もくじ

たまごっちは転売が原因で60億円の赤字だった!


たまごっちというかつて大人気だったおもちゃが、
なぜ60億円もの赤字を抱えることになってしまったのでしょうか。

詳しい原因を見ていきましょう。

たまごっちが赤字となった原因①転売ヤーによる買い占め

まず、たまごっちが赤字になった原因として挙げられるのが、
転売ヤーによる買い占めです。

たまごっちが発売された1990年代は空前のブームで、
入荷情報があったおもちゃ屋には早朝から長蛇の列が出来ていたほど。

そこに目を付けたのが転売ヤーです。

当然ながらそんな人気商品をメーカーから直接卸してもらえるわけもないので、
彼らは製造元である韓国の工場から仕入れることにしました。

なんとも500円で仕入れたたまごっちが、
日本では5000円で売れたのだとか。

当時のたまごっちの定価は1980円だったので、
定価の2倍以上ということになりますね。

これはまだ安い方で、
中には3万円で売られることもあったのだとか。

定価の15倍とは凄まじいです。

その結果、製造元であるバンダイは過剰在庫となってしまいます。

たまごっちが赤字となった原因②ブームの終焉

たまごっちが赤字となったもう一つの原因が、
ブームの終焉です。

発売当初の1996年は社会現象になるほどの人気っぷり。

転売ヤーの影響もあり、たまごっちは入手困難になっていました。

そんな状況でバンダイは、
たまごっちを欲しっがている人の手に届けるため、
大量に生産します。

しかし、そのことにより供給が需要を上回るように。

徐々にたまごっちブームは終焉へと向かっていきます。

たまごっちの赤字による在庫処分でバンダムが大変なことに…


たまごっちブームの終焉に気付くのが遅れ、
過剰生産してしまったバンダイは、
結果として在庫処分をせざるを得なくなります。

その額なんと60億円。

結果としてバンダイは163億円の最終赤字となってしまいます。

これは創業以来最大の赤字です。

その責任で社長も辞任しています。

社会現象となるまでブームとなったたまごっちが過剰在庫になり、
60億円分も在庫処分することになるなんて、
商売の難しさを物語っていますね。

たまごっちの赤字について世間の反応は?

たまごっちが赤字となった件について、
世間の反応を見てみましょう。

商品が売れてるからといって、
簡単に在庫を増やすことができないのは、
このような事例があったからなんですね。

【まとめ】たまごっち赤字は転売が原因!60億円の在庫処分でバンダイが大変なことに…

今回は、たまごっち転売による赤字
バンダイの在庫処分について
詳しくまとめてきました。

  • たまごっちの赤字の原因は転売ヤーによる買い占め、ブームの終焉
  • たまごっちの赤字により、バンダイは60億円分の在庫処分をすることに

ということが分かりましたね!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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